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INSTANT LOVE : ウィキペディア日本語版
INSTANT LOVE[いんすたんと らぶ]

INSTANT LOVE』(インスタント・ラブ)は、日本のロックバンドであるBOØWYの2枚目のアルバム。
== 背景 ==
1982年、ファーストアルバム『MORAL』がようやくリリースされたものの、メンバーの音楽性は急速に変化しており、初期からのファンは戸惑いを見せ始め、またメンバーであるギターの諸星アツシとサックスの深沢和明も同じく戸惑いを感じていた。
そんな状況からの脱却を試みようと、布袋寅泰は9月9日の渋谷PARCOパート3でのライブから方向性を変え、演奏曲や衣装をそれまでのイメージと全く異なるものに変更することを提案した。しかし、当日のライブでは途中で帰ってしまう観客が出るなど反応は厳しく、また急激な変化に納得のいかなかった諸星と深沢は10月9日の新宿ロフトライブを最後に脱退する。
こうして4人編成となったBOØWYだが、事務所やファンなどにイメージを固定化されることを嫌い、セルフプロデュースの道を模索することとなり、布袋は当時高円寺で貸しスタジオを運営していたかつてのバンドメンバーである土屋浩をメンバーに紹介する。土屋はBOØWYのマネジメントを引き受ける事となり、メンバーは所属事務所であったビーイングを離脱する。
それに伴い、土屋を中心にプライベート・オフィス「Ø-connection」を設立、運用を開始する。しかし、所属のレコード会社との事務引き継ぎなどがないまま事務所が変更された事もあり、リリースされたレコードに関しては思うようなプロモーションが行われなかった。また、予算もなかったため宣伝活動やライブ告知などは全てメンバー自らが行い、予算がない中で全国をハイエース1台で周り、ライブだけを行っていた。このため、レコード化されていない楽曲が多く、ファンの間では録音したライブ音源の交換によって曲の認知度が広まっていった〔紺待人「ライナーノーツ」『BOØWY COMPLETE』、東芝EMI、1991年。〕。
その後、プロデュースは前作でドラムを担当していた木村マモルが引き受け、木村は移籍先となるレコード会社としてジャパン・レコードとの契約を獲得する。やがて、レコーディングも決定したのだが、それまで所属していた事務所の所有するスタジオの空き時間であるなら自由に使用しても良いという、通常ではあり得ない方法が採用される事となった。
ボーカル氷室狂介曰く、「ファーストアルバムが『怒り』なら、今回は自分達の中にある『シラケ感覚』がテーマ」と語っている。また、「前作『MORAL』が怒りに斧を振り上げているイメージに対し、今作はドスをチラリと見せる、よりシャープなイメージである」と語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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